羽田空港を世界一に導く清掃職員

イギリスにある世界最大の航空業界格付け会社・スカイトラックス社が公開している格付けランキングで、2013年14年の2年連続”世界で最も清潔な空港”に選ばれた羽田空港。その栄誉の裏に、一人の女性の長年の努力が存在しているという。
彼女の名は新津春子さん。羽田空港国際ターミナル、第1ターミナル、第2ターミナル清掃の実技指導者だ。彼女の名前は、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」の弱冠30歳のディレクター・築山卓観氏の「一目ぼれ」をきっかけに世の中に知れ渡ることになる。
その「一目ぼれ」は、のちに2015年の「プロフェッショナル仕事の流儀」の中で最高視聴率をとった「心を込めて 
あたりまえの日常を」という番組に結実することになった。
番組がきっかけになり、新津さんはセミナーや講演会にも呼ばれるようになり、大好きな子どもたちに清掃の仕事を教える機会も増えたという。先ごろ初の書籍も出版したそうだ。
新津さんは「私は、清掃の仕事が大好きです。自分にとって大事なことがはっきりしていれば、誰が何を言っても、左右されることはありません」と語る。国内外の多くの人々が利用する空港という場所を新津さんたちが清潔に保ってくれることで、世界に誇れる空港が成り立っているのだな。